日本の城巡り「MARO参上」

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伏見桃山城(京都府)

天下人が暮らした洛南に残る栄華の面影

 

管理人にとって最も思い入れのある城です。ここは地元中の地元で、模擬天守ではありますが、小学校の写生大会。また経営不振で遊園地は閉鎖されましたが、かつて同敷地内にあったキャッスルランド(遊園地)など様々な思い出がつまった場所です。

先のキャッスルランド閉園に際し、取り壊しの話が浮上していましたが、「桃山城」の愛称で愛されたお城だけに、地元民の反対の声が多く「歴史的価値」はないですが、今も場所は京都市最南部の伏見区に模擬天守が残ります。かつては甲冑などが展示されていましたが、耐震基準を満たしていないとのことで、中に入ることは出来ません。

交通の便は比較的よく、JR京都駅方面から来られる場合は、JR奈良線の桃山駅、近鉄京都線の桃山御陵駅が最寄となります。また京都駅は経由しませんが、京阪本線の「伏見桃山駅」も最寄の一つとなります。奈良線は本数が少ないため、急行も停車する近鉄線を利用されることをオススメしたいです。

伏見城の歴史を簡単におさらいすると、伏見城は初期の指月山時代と、その指月山伏見城が地震のために倒壊。あらたに再建された木幡山時代の2期にわけるそうです。

豊臣秀吉が、隠居用の館として建築したのがはじまり。先の木幡山の城が完成したも束の間、秀吉はこの伏見城で永眠についたそうです。

秀吉の死去後、東軍・西軍に分かれ関ヶ原の戦いにつながっていきますが、その際、この伏見城も石田光成が中心の西軍が、わずかの軍勢で伏見を守った徳川方の鳥居元忠を攻め、壮絶な戦いとなり建物も多くが損失しました。

関ヶ原で徳川家康側が勝利すると、この伏見城も家康の手によって再建されることになり、1603年に伏見城で征夷大将軍の宣下を受け、政務を取ったそうです。

家康は徳川幕府成立後、江戸よりも、伏見の方が在城期間が長いというデータもあるそうで、初期は「伏見幕府」と呼ぶ説もあるほど秀吉、家康両天下人にとって重要な城として存在しましたが、京都には二条城もあるため一国一城令との整合性から廃城となっていったそうです。

この近辺のことを今では「桃山」と呼びますが、それは廃城後、かつての城山が開墾され桃の木が植えられたことに由来するそうです。

かつて栄華を誇った伏見城の面影を偲ばせる遺構は、本丸跡などは明治天皇陵となっているため、一般の立ち入りは禁止され見ることはできません。

ですが、模擬天守から明治天皇陵へ向かう参道の途中に「治部池」と呼ばれる池があり、ここは石田光成の邸宅の跡などと言われています。(池は参拝道から見えますが、立ち入りは禁止されています。)

城の遺構は永遠に謎に閉ざされたままですが、代わりにこの周辺は明治天皇陵のみでなく、桓武天皇陵。また明治天皇に殉死した明治時代の乃木将軍を祀った乃木神社など史跡は少なくない一帯のため、ゆっくりと散策されることをオススメしたいですが、相当広大な敷地のため動きやすい格好で回られることをオススメします。

また近鉄桃山御陵駅、京阪伏見桃山駅近くの御香宮神社の門は、伏見城の大手門を移築したものだと言われています。鳥羽伏見の戦いにも縁の深い神社ですので、こちらも合わせて観光してみてください。

伏見区はもともと、伏見市として京都市とは異なる独自の歴史・文化を育んできました。町名も京都特有の「東入ル」などではなく「松平」「毛利」「羽柴」など武家屋敷の名残が随所に見られます。また、大手筋商店街などの商業施設も発展していますので、ランチなどにも困らないエリアです。

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近鉄桃山御陵駅、京阪伏見桃山駅のどちらからも徒歩数分程度の距離にある「御香宮神社」。写真の「正門」は伏見城の「大手門」を移築したものと言われています。他にもこの神社は幕末には鳥羽伏見の戦いで、薩摩藩の本営が置かれ新撰組などの旧幕府軍と激しい戦闘が行われた地でもあります。

伏見城のある伏見は日本でも有数の酒処。写真の松本酒造はじめ多くの酒蔵のある景色を見物することができます。松本酒造の「桃の滴」はとても口当たりのよい飲みやすい日本酒。女性の方にもオススメです。他にも近くの、月桂冠や黄桜などは記念館なども併設していますので見学も可能。

京阪伏見桃山、近鉄桃山御陵前両方から歩いて数分のキョリ。昔からあるラーメン屋さんの「大黒ラーメン」。最近流行のテレビに取り上げられるような特徴があるわけでは決してないのですが、正統派の京都の庶民的なラーメンという感じです。ラーメン一杯470円、焼き飯(チャーハン)220円という安さですが、「安かろう」の味ではありません。いつまでも、流行に流されず続けて欲しい地元の味。オススメの一杯です。
食べログの紹介ページはこちら

そんな日本酒の名産地としての特色を活かした料理の中でオススメは伏見区役所近くの「らーめん玄屋」の「酒粕ラーメン」。あっさりしていて食べやすいラーメンです。伏見観光の際にちょっと足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
らーめん玄屋さんの公式サイトはこちら

所在地

京都府京都市伏見区桃山町大蔵45

新宿駅からのルート(※料金や所要時間は目安です。)

【JR在来線】JR山手線内回り 新宿駅~品川駅(乗換え) 料金 片道190円 所要時間 約20分ほど
【JR新幹線】新幹線のぞみ 品川駅~京都駅 料金 片道13,520円 所要時間 約2時間15分ほど
【近鉄】京都駅~桃山御陵駅(急行停車駅) 料金 片道250円 所要時間 約11分ほど
【入館料】0円

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