日本の城巡り「MARO参上」

ホーム > 関西以西の城 > 京都府の城一覧 > 二条城(京都府)

二条城(京都府)

大政奉還が行われた古都京都の近代城郭

 

多くの史跡がある古都京都ですが、日本100名城となると、この二条城が京都唯一の指定城となります。
最寄はJR京都駅を起点に考えて、JR山陰線の「二条駅」とさせて頂いていますが、地下鉄東西線の「二条城前駅」の方がより城には近い駅となります。

世界遺産にも登録されている二条城の歴史は、日本城郭大系では次のように紹介されています。

豊臣秀吉が築いた聚楽第の機能を継承し、徳川将軍が上洛の際に居館とするため、家康が慶長7(1602)年に、京都所司代の板倉勝重が工事の総指揮を命じ築城を始めました。
歴史的には織田信長が築いた二条城を二条古城としますので、現存する家康が築城した二条城の物語をこのページでは進めることにします。

慶長19~20(1614~1615) 年の「大坂の陣」では家康・秀忠父子が在城し、幕府方の本拠となったと「孝亮記」に記されているとのことです。

天守閣は寛永3(1750)年に落雷により焼失し、現存していませんが、築城当時は伏見城の天守が移築されてきたと伝わります。

3代将軍・家光以降、徳川将軍の上洛も途絶えていたため、天守始め、その他の建造物も積極的には再建されない時期があった二条城ですが、幕末になり再びこの城が脚光を浴びることになります。

慶応2(1866)年に15代将軍・慶喜がこの城で将軍宣下を受けると、翌3年に大政奉還を現存する「二の丸御殿」で行い、長きに渡った武家政権に終止符が打たれます。

「二の丸御殿」は内部に入ることが出来、大政奉還が実際に行われた、歴史的な大広間「一の間」などを実際に見ることができます。史跡保護の立場から内部は写真撮影は禁止されています。

多くの城がこの明治維新後は、軍隊が駐留し多くの建造物が取り壊されるという歴史を持ってますが、この二条城は維新後は朝廷が接収し、その後も表舞台で活躍することになります。
二条離宮と呼ばれるようになった二条城では、大正4(1915)年に大正天皇の即位礼礼の一環として大典の饗宴場として利用されました。

昭和14(1939)年に京都市に下賜(かし)され、現在に至りますが、国宝の「二の丸御殿」を筆頭に、東と北にある大手門は慶長時代に創建されたものとされ、他にも多くの建造物が重要文化財などに指定されています。

2012年9月に再訪問しましたが、残念ながら二の丸御殿前の唐門など一部の史跡が、修築工事のため見学できませんでしたがやはり圧巻のスケールを体感できる近代城郭です。
本丸外の西側には二条古城の石垣の一部も復元されていますが、この場所は簡易休憩所(売店がない方です)の奥の方であり、分かりづらいのですが、忘れずにチェックしておきたいスポットです。

公武和合のシンボルという性格上、戦闘施設としての遺構は少ないですが、本当に貴重な史跡を堪能することができます。
戦国時代の猛々しい雰囲気はこの城にはありませんが、古都京都の城巡りではやはり外せない名城だと思います。

近くのオススメすぽっと

JR二条駅近くにあるカレー専門店の「かれいはうす沙羅」さん。「カレー屋よりおいしいカレー」という目立った看板とは正反対に店内は、落ち着いたカフェのような内装。ライスにルーがかけられた「カレーライス」タイプのお店。辛さには強い管理人なので、あまり辛さは感じませんが、コクもあって十分美味しいカレー屋さん。二条城散策の際にぜひ。
食べログの紹介ページはこちら

所在地

京都市中京区二条通堀川西入二条城町

新宿駅からのルート(※料金や所要時間は目安です。)

【JR在来線】山手線 新宿駅~品川駅(乗換え) 料金 片道190円 所要時間 約20分ほど
【JR新幹線】新幹線のぞみ 品川駅~京都駅 料金 片道13,520円 所要時間 約2時間15分ほど
【JR在来線】山陰線 京都駅~二条駅 料金 片道180円 所要時間 約6分ほど
【入館料】一般600円 中学生・高校生350円 小学生200円

写真ギャラリー