勝竜寺城に飲み込まれた土豪の城跡
JR長岡京駅から勝竜寺城を目指すと直前に「神足(こうたり)神社」の案内板があります。境内に入り、すぐ右手には解説版も設置されているので見逃すことはありませんが、こちらの境内には勝竜寺城の空堀が現存しています。
神社境内に残るだけなのでと思い、あまり期待していなかったのですが、思った以上に迫力のある空堀で、ぜひ勝竜寺城見学とセットで回りたいスポットですが、ここは元は勝竜寺城とは別個の神足城があった場所だと伝わります。
築城時期などはよくわからないようですが、神足氏の居館だったとされています。
神足氏に関しては、この付近の土豪であったこと以外、不明な点が多いようですが、「戦国大名探究」 さんというサイトで詳しく紹介されているので、ご参考までに。
こちらのサイトによると、勝竜寺城に飲みこまれたことは事実のようですが、その後神足一族は細川氏に従って戦乱を生き抜いたようですね。
電車で城めぐりをされる方にとっては、JR長岡京駅から勝竜寺城へ向かうには道の途中に位置するので、先にも触れた通り、ぜひぜひ忘れず訪問したいスポットです。
近くのオススメすぽっと
長岡京の近くの史跡ですが、まず近くにある「長岡天満宮」ですが、こちらは菅原道真が左遷される際、この地を訪れた縁でつくられたそうです。阪急の長岡天神駅から天満宮へ向かうと最初に目に留まる「八条ヶ池」は1638年に八条宮智仁親王によってつくられた歴史のある池です。
長岡京には城跡伝承地が少なくないですが、やはり勝竜寺城が最も有名でしょう。細川ガラシャが夫の細川忠興と新婚生活を過ごした城としても著名です。
所在地
京都府長岡京市東神足2
新宿駅からのルート(※料金や所要時間は目安です。)
【JR新幹線】新幹線のぞみ 品川駅~京都駅 料金 片道13,520円 所要時間 約2時間15分ほど
【JR在来線】JR東海道本線 京都駅~長岡京駅 料金 片道210円 所要時間 約10分ほど
【入館料】0円