南北朝時代に築かれたとされる城郭跡
城陽市のJR奈良線「山城青谷駅」東側の丘陵地が城跡推定地とされています。現在は私有地(民家)になっており詳細の見学はできていません。
市辺(いちのべ)城の歴史は、日本城郭大系では南北朝時代の城とされ、城主は松井氏とされています。
古来、市辺集落は交通の要衝だったそうですが、この近くにはほぼ同時期かと思いますが、中城もあったとされますので、軍事的にも重要視される場所だったのだろうと思います。
詳しい歴史は日本城郭大系にも書かれておらず、現地の地形などについて触れられているのみですが、当ページの写真ギャラリーにも掲載していますが、「北垣内」などといった城跡に多い地名が多く、西生寺をひとつの目標に向かいましたが、道中には斜度の険しい道もあり、「それらしい雰囲気」は感じれる場所です。
ただ訪問時は小雨が降ったり、やんだりのあいにくの一日で、かつ民家と山間部の、どこまでが私有地で入ってはいけない場所か(ほとんどの山が私有地ですが…)なども分かりずらく、あまり探索ができませんでした。
いずれにしても遺構が明瞭に残るという場所でもないようですし、最訪問するかも分かりませんが、訪問される際は、ここだけだと解説板や石碑も用意されておらず、本当に城跡に訪問できたか不安になってしまう場所なので、文中で紹介させて頂いた中城とセットで散策されてみると、地形だけは十分、それらしさを堪能できると思います。
所在地
京都府城陽市市辺字北山
新宿駅からのルート(※料金や所要時間は目安です。)
【JR在来線】JR山手線 新宿駅~品川駅(乗換え) 料金 片道190円 所要時間 約20分ほど
【JR新幹線】新幹線のぞみ 品川駅~京都駅 料金 片道13,520円 所要時間 約2時間15分ほど
【JR在来線】奈良線 京都駅~宇治駅(快速停車駅)~山城青谷駅 料金 片道400円 所要時間 約33分ほど
【入館料】0円
【JR新幹線】新幹線のぞみ 品川駅~京都駅 料金 片道13,520円 所要時間 約2時間15分ほど
【JR在来線】奈良線 京都駅~宇治駅(快速停車駅)~山城青谷駅 料金 片道400円 所要時間 約33分ほど
【入館料】0円