大政奉還の行われた古都京都の徳川将軍の城
場所は京都市営地下鉄の東西線「二条城前駅」降りればスグ。140万都市京都の中心部にほど近い城跡ですので交通の便は良いです。二条城は古都京都唯一の日本100名城であり、また世界文化遺産にも登録されています。
歴史上「二条城」というのは何度か出てきますが、今の二条城は徳川家が関ヶ原の戦い後に築城したもので、例えば織田信長の嫡男・信忠が本能寺の変の際に討ち死にした信長建設の「二条新御所」などは現在地とは異なるようです。
現在の二条城は徳川家康が上洛時に宿泊するための施設として築城され、1603年に家康が伏見城で征夷大将軍補任の宣旨を受けたあと、この二条城で将軍就任の祝賀の儀をとりおこなったそうです。そしてこの「手順」は三代将軍家光まで続いたそうです。
大阪の陣でも、家康の本営として使用されたそうですが、徳川政権が京都から江戸に中心地をシフトするのに従い、徐々に二条城が歴史の表舞台にあがることは少なくなっていったようですが、幕末の大事件となった1867年の大政奉還で15代将軍慶喜が国宝の「二ノ丸御殿」で大政奉還を行いました。
二条城には天守閣も本丸御殿もありましたが、落雷などの火災で焼失し、現在は天守台のみが残されています。日本の都に天下泰平の時代に完成した城ですので、今の二条城からは「戦闘施設」としての顔は全く感じられませんでした。「御所」としての優雅さを強く感じる城郭です。
ここはなんといっても、武家社会に終止符が打たれ、近代日本へと大きく世の中が変動するターニングポイントの舞台になった場所です。二ノ丸御殿などの遺構もすばらしいですが、歴史的な背景に思いを馳せて散策してみてはいかがでしょうか。

近くのオススメすぽっと
二条城は京都でも有名な観光スポットのひとつですが、比較的市内中心部に近いこともあり交通の便も良いです。地下鉄東西線の二条城前駅から蹴上駅まで移動すれば「南禅寺」があります。南禅寺と言えば石川五右衛門が「絶景かな!絶景かな!」と見栄をきった山門が有名ですが、この南禅寺境内には知る人ぞ知る「お屋敷通り」なるスポットが。時折、観光用の人力車も走り風情たっぷりです。
また南禅寺を少し離れたところには「無隣庵」という明治の政治家・山県有朋の別荘跡が静かに佇んでいます。この無隣庵にかつて日露戦争前に伊藤博文たちが集まり、今後の日本の舵取りを決めたと言われる「無隣庵会議」なるものが行われたそうです。観光都市京都の中ではややマイナーなスポットですがオススメのコースです!
京都名物は数多いですし、現在も140万都市としての顔を持つため飲食店などは様々なジャンルのものを選ぶことができますが、南禅寺から南に向かえば知恩院から円山(まるやま)公園へと抜けることができ、京都市最大の商業地区でもある四条通りにあたります。四条の祇園エリアといえば、ある程度価格も高いお食事処をイメージされる方も少なくないと思いますが、そんな祇園エリアにある「壹錢洋食」。これぞ「京風のお好み焼き」というわけではありませんが昔から続く懐かしい味を楽しめます。
所在地
京都市中京区二条通堀川西入二条城町
新宿駅からのルート(※料金や所要時間は目安です。)
【JR新幹線】新幹線のぞみ 品川駅~京都駅 料金 片道13,520円 所要時間 約2時間15分ほど
【地下鉄】京都駅(烏丸線)~烏丸御池駅(乗換え)~二条城前駅(東西線) 料金 片道250円 所要時間 約10分ほど
【入館料】一般600円 中学生・高校生350円 小学生200円










