日本の城巡り「MARO参上」

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真田出丸城(大阪府)

真田幸村、意地を賭けいざ大阪の陣へ!

 

1614年(慶長19年)。一触即発の状況になった豊臣家と徳川家の関係の中、豊臣家は浪人を大阪城に大量に集める中、高野山に幽閉中だった真田幸村こと信繁(以後、本文内では幸村で統一)も、高野山を脱出し大阪へ合流。

幸村は今の玉造(大阪城の南側)付近に独立した出城を築城し、ここを拠点に大坂冬の陣では、徳川軍を大いに苦しめる活躍をしたとのこと。

大阪冬の陣の後、和議の条件の一つでこの幸村の作った臨時の出城は破壊されたそうです。

JR玉造、もしくは地下鉄玉造(両駅間は少し距離があります。)で降りてしばらく歩くと真田山公園と呼ばれる一帯があり、その一帯が出城跡とされます。半月もしくは三日月の形をしていたらしく、偃月(えんげつ)城と呼ばれたとも言われるそうです。

見所としては近くの三光神社には、幸村の銅像に「真田の抜け穴」と呼ばれるものが遺構として残ります。同じく近くの心眼寺は、幸村を弔う目的で建立された寺院とのことで、山門前には「真田出丸城」の石碑が用意されています。

真田山公園はテニスコートなどのスポーツ施設が整備され、市民の憩いの場と変わっています。下町風情のある街中のため様々な改変も行われていると思いますので、地形も往時の姿をどの程度とどめているのかは分かりませんが、さらに南の大阪天王寺付近の幸村最期の地である安居神社などを含めて、大阪の真田幸村ゆかりの地めぐりとして散策をするのがオススメです。

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真田幸村が男の意地をかけて守り戦った大阪城は地下鉄で10分ほど。圧倒的なスケールは今も変わりません。

天王寺付近にある安居神社は真田幸村最期の地と伝わります。また近くの天王寺公園(園内有料)には幸村、家康とも陣を置いたと伝わる茶臼山も残ります。

所在地

大阪市天王寺区玉造本町(三光神社所在地)

新宿駅からのルート(※料金や所要時間は目安です。)

【JR在来線】JR山手線 新宿駅~品川駅(乗換え) 料金 片道190円 所要時間 約20分ほど
【JR新幹線】新幹線のぞみ 品川駅~新大阪駅 料金 片道14,250円 所要時間 約2時間26分ほど
【JR在来線】JR東海道本線・大阪環状線 新大阪駅~大阪駅(乗換え)~玉造駅 料金 片道210円 所要時間 約25分ほど
【入館料】0円

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