日本の城巡り「MARO参上」

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片倉城(東京都)

北条家ゆかりの要害

 

東京都八王子市の郊外に残る片倉城跡。京王片倉駅から一本道で徒歩5、6分といったところでしょうか。交通の便は良い城跡です。

古くは源頼朝の側近で鎌倉幕府創設に貢献したと言われる大江広元を祖先に持つ、大江家もしくは長井家が築城したと言われている城です。

後に関東を小田原の北条家が支配するようになり、近くの滝山城や八王子城の支城として存在したそうです。

そんな片倉城は公園として整備はされているとは言え、想像以上に天然の要害っぷりを感じさせてくれます。とても雨の日などに訪城は厳しい場所です。

他の城関係のサイトでも二郭の広さが指摘されますが、本当に広大な敷地です。訪城時は子供たちが走り回って遊んでいました。

またこの城跡公園に入るとたくさんの彫刻物が展示されています。水のある景色も落ち着けますし、城跡としてのみでなく、近くの方の憩いの場としても機能している公園です。

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片倉城からは多少距離がありますが、八王子市内の信松院。こちらの寺院は武田信玄の娘である松姫の終焉の地。かつて許婚だった織田信長の嫡男信忠が総大将となり武田家は滅亡。その際、この八王子に落ち延びてきたそうです。戦国の時代に翻弄された姫が眠る寺院は今はとても静かなお寺です。

所在地

東京都八王子市片倉町

新宿駅からのルート(※料金や所要時間は目安です。)

【京王線】新宿駅~北野駅(特急停車駅)~京王片倉駅 料金 片道350円 所要時間 約50分ほど
【入館料】0円

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