日本の城巡り「MARO参上」

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寺方大屋敷(東京都多摩市)

城主など詳細不明な中世豪族の居館跡

 

「新編武蔵国風土記稿」寺方村の小名に大屋敷というのがあると、日本城郭大系に記されています。その説明には「村の戌亥の方にあり」とあるだけだそうです。

場所は現在の寿徳寺のあたりにあったとされ、現在は近くの道路脇に「寺方大屋敷」の記念碑とその碑には簡単な説明もされています。そこから寿徳寺の方を見るとやや高台になっていることが分かり、お堂があるのですが、その隣には「とりで公園」という、かつてこの一帯に中世城郭があったことを示すような名前の公園もあります。

しかし寺方大屋敷が誰の居館なのか、詳細は不明のようです。

ただ寿徳寺は後北条氏の家臣・佐伯氏の菩提寺でこの比較的近くに佐伯氏の館があり、寺方大屋敷にも近い関戸城にも佐伯氏が関与していたそうなので、おそらくは佐伯氏にも関係する城塞であったのではないでしょうか。

寺方大屋敷の見どころはあまり多くはありませんが、文中にも登場しましたが、他にもこの多摩市には中世城郭がとても多い街です。それらと合わせて天気の良い日に、ゆっくりと歴史散策を楽しんでみるには楽しいエリアだと思います。

近くのオススメすぽっと

京王聖蹟桜ヶ丘駅はスタジオジブリの映画版「耳をすませば」の中に登場する「杉の宮駅」のモデルになるなど、他にも関戸城跡へ向かう道のりなども映画では描かれているそうなので、ジブリファンの方も一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

所在地

東京都多摩市桜ヶ丘4

新宿駅からのルート(※料金や所要時間は目安です。)

【京王線】新宿駅~聖蹟桜ヶ丘駅(特急停車駅)料金 片道320円 所要時間 約30分ほど
【入館料】0円

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