城跡碑が残るも、詳細は歴史の闇の中に埋もれた古城

JR横浜線の成瀬駅から1キロ弱の位置にある城山公園には「成瀬城」の城跡碑が設置。隣には案内板も設置されています。

築城者も明確にはわかっていないようで、一説には武蔵七党の横山党の鳴瀬氏の居城であったともされるようです。

おそらく戦国時代には小田原の後北条氏の傘下に置かれたのでしょうが、城山公園に設置されている案内板を見る限りでは、公園の南側（恩田川の反対側）に空堀跡が残るそうですが、散策したところ、それらしきものは見当たりませんでした。

ただ駅から見ると、城山公園までに小山を一山越えるような地形で、かつ城の北側には今も幅は広い恩田川が流れており、当時この近辺に城があった気配は感じることのできる場所。特に恩田川の土手から公園を見上げると公園の盛り土も土塁のように見え、古城の雰囲気を感じることができるのではと思います。

ただ駅から見ると、城山公園までに小山を一山越えるような地形で、かつ城の北側には今も幅は広い恩田川が流れており、当時この近辺に城があった気配は感じることのできる場所。特に恩田川の土手から公園を見上げると公園の盛り土も土塁のように見え、古城の雰囲気を感じることができるのではと思います。

残念ながら遺構の存在は確認できなかったものの、周辺は城跡とされるスポットも少なくない場所ですので、近くを散策される際は一度ぜひ訪問していただければと思います。

現在の城山公園は「児童公園」という趣ではないものの、滑り台なども設置され、付近の住民の方の憩いの場になっているのかなという印象でした。