日本の城巡り「MARO参上」

ホーム > 中部地方の城 > 愛知県の城一覧 > 名古屋城(愛知県)

名古屋城(愛知県)

尾張名古屋は城でもつと歌われた日本三名城の一つ

 

名古屋城は熊本城、姫路城(諸説あり大阪城とも)と、日本三名城のひとつに数えられる、大都市名古屋のシンボル。「尾張名古屋は城でもつ」とは有名なワンフレーズ。

元は現在二の丸庭園に案内板が用意されていますが、織田信長が産まれた城とされる那古屋城が初めとされますが、そもそも最初に築城したのは、今川義元の父・氏親とされます。

その後、信長の父・信秀が那古屋を奪い、自らは古渡城へ移り、この城は信長の居城となるも、信長自身が清洲城へ移ると一時廃城になります。

その後、信長が天下を席巻するも本能寺で斃れ、さらに秀吉の時代を経て、徳川幕府の時代になった1610年に天下普請で築城が始まったとされます。

その際、天守台の石垣は加藤清正が担当したそうで、城内には清正の像も残されています

名古屋城の天守閣は第二次大戦で空襲を受け焼失しており、現在の天守閣は鉄筋で再建されたものですが、威厳のある構えです。
訪問は2012年の4月初旬でしたが、本丸御殿の建設工事も進んでおり、さらに、この城には見所が増えそうです。

ほか、この城の見所の一つは堀だと思いますが、随所に設置された堀は深さもあり、見所十分といったところ。

実際に徳川将軍を排出は出来なかったものの、徳川御三家の中でも最高格とされた諸大名のトップに君臨した尾張徳川家の居城に相応しい威厳のある名城であることは間違いないですね。

現在の城跡では西側に水堀が残りますので、時間も要しますが外周を一周するのもオススメ。

城郭ファンの方には復元天守と、近代城郭という賛否両論がある要素も多いため、必ずしもネットなどでの評価が得にくいとは思いますが、初めに触れたように、やはり日本三名城の一つ。必見ですね!

所在地

愛知県名古屋市中区本丸1-1

新宿駅からのルート(※料金や所要時間は目安です。)

【JR在来線】JR山手線 新宿駅~品川駅(乗換え) 料金 片道190円 所要時間 約20分ほど
【JR新幹線】新幹線のぞみ 品川駅~名古屋駅(乗換え) 料金 片道10,780円 所要時間 約1時間40分ほど
【JR在来線】JR東海道本線 名古屋駅~金山駅 料金 片道160円 所要時間 約4分ほど
【名古屋市営地下鉄】名城線 金山駅~市役所駅 料金 片道230円 所要時間 約10分ほど
【入館料】大人500円、中学生以下0円)、徳川園との共通券 大人640円

写真ギャラリー