源頼朝の家臣・青木二郎の城館跡と伝わる
小田急・玉川学園前駅の北側、高台に位置する金井と呼ばれる一帯にある金井八幡神社が、源頼朝の家臣・青木二郎の城館であったと考えられています。
日本城郭大系にも取り上げられている城館ですが、その中でも特にこの神社がクローズアップされているわけではありませんが、伝承ということ。
また諸先輩方の他の城紹介サイトでも、この神社を推定値として紹介されているので、そちらに倣っての訪問。
城郭大系では金井ではなく、町田市大蔵町ではないかと記されていますし、金井については頼朝でなく、源義家の家臣・青木三郎の屋敷があったと口碑(伝説の意味)があると記されており、それらから掲載されているにすぎないともあります。
境内には土塁のように見えなくもない地形も確認できますが、そもそも鎌倉時代の初期、方形の館が主流であった時代に凝った城もなかったでしょうし、当然後世のものであると思われます。
金井八幡神社は2018年の正月三が日に訪問。さすがに初詣の参拝客でにぎわっており、地元に愛され、密着している神社であることはよくわかりました。
こちらも言い伝えの域を出ないものの、江戸時代からあったと考えられているそうです。
特に狙って訪問するような城跡ではないかもしれませんが、城館跡の豊富な街・町田市を訪問される際、なにかと併せて訪問されてみてはいかがでしょうか。
所在地
東京都町田市金井町2686
新宿駅からのルート(※料金や所要時間は目安です。)
【小田急線】小田原線 新宿駅~新百合ヶ丘駅(急行停車駅・乗換え)~ 玉川学園前駅料金 片道340円 所要時間 約35分ほど
【入館料】0円
【入館料】0円