八王子城の戦いで本丸を守った横地監物の屋敷跡
八王子城の麓に建つ宗関寺が館跡と伝わり、土塁の一部が残るようですが、うっかりと見落としてしまいました・・・。
横地監物(よこちけんもつ)吉信は北条氏照の重臣で、天正18(1590)年に豊臣秀吉の小田原征伐の際、前田利家・上杉景勝によって八王子城は攻撃を受けます。その戦いで、城主・氏照は小田原城へ入っていたため、代わりに本丸を守ったのがこの吉信だと言われています。
吉信は落城寸前で檜原へ落ちたといわれますが、結局切腹し果てたと伝わっています。
JR・京王の高尾駅からバスで八王子城へ向かうと、その手前にあるのが宗関寺。徒歩で閑単に歩けるほどの距離で、氏照から信頼の厚かった武将であったことが容易に想像できます。
現在境内には石碑や、解説板などもありませんが、八王子城訪問の際には、管理人が見落としてしまっている横地堤、また近くには北条氏照の墓などもありますので、併せて散策されてみてはいかがでしょうか。
所在地
東京都八王子市元八王子町3
新宿駅からのルート(※料金や所要時間は目安です。)
【京王線】京王高尾線 高尾山口行 新宿駅~高尾駅(北野乗換えも有)料金 片道360円 所要時間 約50分ほど
【西東京バス】高尾駅北口~八王子城跡 料金 片道180円 所要時間 約10分ほど
【入館料】0円
【西東京バス】高尾駅北口~八王子城跡 料金 片道180円 所要時間 約10分ほど
【入館料】0円