八幡山城主・豊臣秀次の平時の居館跡

八幡山城の豊臣秀次の平時の居館跡が、同じ山の麓、現在の八幡公園の西側に残ります。

八幡山城の歴史や説明はここでは割愛し、居館の現在の印象について説明します。

八幡山公園の中央付近には秀次の銅像が建ちます。さらに西側。
訪問時は5月中旬。多少、木々が生い茂る中ですが、一応登城口も整備はされています。

居館といっても規模や構えは、これだけでも十分に城跡として堪能できるレベル。まず居館としての山麓に巨大な家臣団屋敷と思われる石垣を見ることができ、中心部へ登っていく際も、竹薮の中にちらほらと石垣を確認することができます。

居館の中心部へ近づくと迎えてくれる高石垣はなかなか感動物。
ただ残念なのが中心部はまだ整備が行き届いていないというか、途中でおおきな石垣が道を一部塞いでいたり、藪が生い茂っていたりという現状。ここはできれば解説板や、ちょっとした石碑でも用意して頂けると個人的にはうれしいんですが。。

全体の印象としては満足のいく遺構で、ぜひ八幡山城訪問時には忘れずに訪問をオススメしておきたい場所です。

実は管理人は虫や爬虫類の類が苦手で、夏の山城訪問は躊躇するのですが、ここもそういった観点からは整備されているとはいい辛いので、同じくそういった物が苦手な方は秋の終わり頃に訪問をされることをオススメしておきます（苦笑）。