戦国三英傑に深く関わった城郭寺院
草津市の国指定史跡の寺院ですが、日本城郭大系にも取り上げられている城郭寺院。
それによると安閑天皇2年(西暦530年頃)に創建されたとされ、南北朝の頃に西川宗範が湖上管理となり城塞化されたとのみ説明されています。
現地の解説板によると、応永15(1408)年に歓雅が寺を中興したと記されています。
戦国時代には観音寺三傑僧と呼ばれた八世賢珍、九世詮舜、十世朝賢が織田信長、豊臣秀吉、徳川家康それぞれの天下人の天下統一事業に協力し、詮舜は秀吉から琵琶湖湖上交通の管理、監督を行う船奉行にも任じられ、以後徳川政権に代わっても続き、貞享2(1685)年に罷免されるまで芦浦観音寺は時の政権に深く関わり繁栄してきたそうです。
現在、寺院は無料で見学できるそうですが、事前予約が必要だそうです。
年に春と秋の2回、特別に一般公開もあるそうなので、下記の公式サイトを参照にしてください。
管理人はふと思いついて訪問してしまいましたので、中には入ることができませんでした。
しかし、参道から表門へ向うと、見事なまでの水堀に石垣を見ることができます。
さらに堀と表門の間には見事なまでの枡形虎口が形勢されています。
城郭寺院という名のとおり、見事なまでに城塞化されたその外観を楽しむことができます。
最寄のJR守山駅からはかなり距離がありますが、守山駅には「レンタサイクル駅りんくん守山店」がありますので、そちらを利用して、周辺の城跡を巡って散策されることもオススメです。
所在地
滋賀県草津市芦浦町
新宿駅からのルート(※料金や所要時間は目安です。)
【JR山手線】新宿駅~品川駅料金 片道200円 所要時間 約20分ほど
【JR新幹線】新幹線のぞみ 品川駅~京都駅 料金 片道13,710円 所要時間 約2時間15分ほど
【JR在来線】東海道本線 京都駅~守山駅(新快速停車駅) 料金 片道500円 所要時間 約25分ほど
【入館料】無料(拝観には事前予約が必要)
【JR新幹線】新幹線のぞみ 品川駅~京都駅 料金 片道13,710円 所要時間 約2時間15分ほど
【JR在来線】東海道本線 京都駅~守山駅(新快速停車駅) 料金 片道500円 所要時間 約25分ほど
【入館料】無料(拝観には事前予約が必要)