円光寺付近にあった長尾新十郎重朝の城館跡
的形城は日本城郭大系では、小さな扱いではありますが、的形構居として紹介されています。
それによると城主は長尾新十郎重朝とされ、現在の円光寺の西南、赤坂山に築城されていたと記されています。
ただこの長尾氏が何者であるかは不明ですが、この一帯は織田信長が上洛するまでは御着城の小寺氏の支配下にあったはずですから、そのあたりに臣従していた武将なのでしょうか?
詳細不明の城塞ですが、いろいろ他の城サイトを拝見させていただいていると、円光寺の境内に的形城の石碑があったはずなのですが、2016年2月に訪問した際は、その境内で工事があり、その石碑を見つけることができませんでした。
国道250号線を挟んだ丘陵へは橋が架かっていますが、それが工事中のため、そちらに訪問することも叶いませんでした。
ただ円光寺自体、周辺ではかなり高所となっており、どの程度の規模の城塞だったのかは分かりませんが、瀬戸内海も近いのでそれらを抑えた、それなりの役目を果たしたのかもしれません。
的形城だけを訪問されても、消化不良に感じられると思うので、西の姫路中心部とセットで回るか、もしくは阪神沿線の東側には高砂城などもありますので、それら周辺の城に訪問される際に、少しだけ足を伸ばして一緒に回ってみられることをオススメします。
所在地
兵庫県姫路市的形町的形
新宿駅からのルート(※料金や所要時間は目安です。)
【JR在来線】JR山手線 新宿駅~品川駅(乗換え) 料金 片道200円 所要時間 約20分ほど
【JR新幹線】新幹線のぞみ 品川駅~姫路駅(乗換え・徒歩) 料金 片道16,160円 所要時間 約3時間ほど
【山陽電鉄】山陽姫路駅~的形駅 料金 片道370円 所要時間 約15分ほど
【入館料】0円
【JR新幹線】新幹線のぞみ 品川駅~姫路駅(乗換え・徒歩) 料金 片道16,160円 所要時間 約3時間ほど
【山陽電鉄】山陽姫路駅~的形駅 料金 片道370円 所要時間 約15分ほど
【入館料】0円