日本の城巡り「MARO参上」

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若山城(三重県)

伊勢平氏の関氏が築いた旧伊勢亀山城

 

現在残る近世の伊勢亀山城の西側の丘陵地にその前身である「亀山古城」の石碑と解説板がありますが、この古城が前身・若山城と呼ばれます。

歴史は古く、文永2(1265)年に伊勢平氏の流れを汲んだ、鎌倉幕府御家人・関実忠によって築城されたと日本城郭大系では説明しています。

当初関氏は伊勢には居住せず、鎌倉に本拠を置いていたそうですが、鎌倉幕府崩壊後、若山の地に移動しそれが戦国時代の関氏として発展したとされます。

現地解説板によると、元亀4(1573)年に織田信長によって、当時の城主・関盛信が追放。以後、しばらくは信長の三男・神戸信孝が統治、その後・小田原の役(1590年)で岡本宗憲が現在の伊勢亀山城を築城するのにあたり、若山城は廃城になりました。

現在、若山城としての遺構は明確でなく、冒頭で触れた石碑と解説板が多少わかりづらい場所ですが設置されています。伊勢亀山城のかつての施設(たとえば大手門など)が、周辺に標柱が建てられていますが、それを探し求めながら若山城の石碑を見つけるのが楽しいと思います。

城跡碑を探すと、この一帯が丘陵地になっていることもよく分かり、戦国時代の武士の城館を築くのに適した地であったことがよく分かります。若山城単独としての見所はとくにありませんが、何度か文中で触れた伊勢亀山城の遺構の一つとして忘れずに訪問したい城跡です。

所在地

三重県亀山市若山町

新宿駅からのルート(※料金や所要時間は目安です。)

【JR在来線】JR山手線 新宿駅~品川駅(乗換え) 料金 片道190円 所要時間 約20分ほど
【JR新幹線】新幹線のぞみ 品川駅~名古屋駅 料金 片道10,580円 所要時間 約1時間37分ほど
【JR在来線】JR関西本線 名古屋駅~亀山駅(快速停車駅) 料金 片道950円 所要時間 約1時間5分ほど
【入館料】0円

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