関ヶ原合戦で西軍についた木村勝成の居城跡

日本城郭全集には北方（きたがた）城として紹介されています。現在は慈渓寺となっており吉田城の名称で石碑が設置されています。

城の詳細は不明なことが多いそうで、木村氏の居城であったとのみ先の日本城郭全集には記されているのみです。他のお城サイトを拝見させて頂いていると、関ヶ原合戦（1600年）で西軍につき大垣城で討死にしたとされる木村勝成が城主の一人であったそうです。

あまり吉田城の情報は多くありませんが、他のお城紹介サイトを拝見していると、木村氏の前は吉田休三入道という人物が関わっていたようですが、その時代は南北朝の頃か、戦国期かあまり明確にはされていないようです。

不明なことが多い吉田城で、現地には遺構は残されていません。慈渓寺前の堀も当時の面影なのかよくわかりません。
周辺も完全に宅地化されています。

すぐ近くには徳川家光の乳母として著名な春日局ゆかりともされる曽根城もありますので、それらと併せて訪問されてみてはいかがでしょうか。

移動手段ですが、付近には鉄道の駅もなく、訪問にあたり2016年12月末に、大垣市が放置自転車を再整備したレンタサイクル「水都号」を無料で貸し出していただけるので、それを利用し、市内の他の城跡も回りました。情報がまた変わる可能性がありますので、詳細は大垣市経済部商工観光課にお問い合わせください。
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