日本の城巡り「MARO参上」

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織田有楽斎屋敷(東京都)

織田信長実弟・有楽斎の屋敷跡と伝わる東京有楽町

 

JR東京駅や銀座にも近い有楽町。東京で生活されている方なら、仕事の関係などで一度くらいは足を運ばれた方も少なくない場所だと思いますが、この有楽町は織田信長の実弟・織田有楽斎こと長益の屋敷があった場所とされ、有楽町の名前も有楽斎から来ているという説があります。

晴海通りの有楽町マリオン前に、ちょっとした解説版が設置されています。場所が場所だけに開発されつくされ遺構は望むことが難しい場所。何も往時を偲ぶものはありません。

しかし、この織田有楽斎。信長が本能寺で斃れた後は、豊臣家に所属したり、その後関ヶ原では東軍に所属し徳川家に所属したりなど75年の天寿を全うした戦国時代の武将ですが、最期を迎えたのは京都の東山と伝わり、この江戸には暮らしたという記録は残されていないそう。

また江戸時代の初期は銀座界隈はまだ海だったとのことで、本当に織田有楽斎の江戸屋敷がここにあったのかは不明です。

ここを目的に来られても、歴史散策としては消化不良になると思いますので、近くに用事で来られる際、または江戸城がすぐ近くなので、その江戸城訪問に合わせて立ち寄らてみてはいかがでしょう。

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目と鼻の先にあるのが徳川幕府の本拠地となった江戸城。壮大な天守台に加え、事前に宮内庁に申し込みを入れれば無料で皇居内の散策ツアー(団体行動)に参加でき、富士見櫓、伏見櫓などを間近に見ることができます。

東京ではスーパーのパンコーナーにもたまに置かれている老舗パン屋の「木村屋總本店」さん。ほんのり塩味がきいた名物アンパンは一度食べてみる価値アリです。
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所在地

東京都千代田区有楽町2

新宿駅からのルート(※料金や所要時間は目安です。)

【JR】中央線 新宿駅~神田駅(乗換駅)~山手線 有楽町駅 料金 片道190円 所要時間 約20分ほど
【入館料】0円

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