日本の城巡り「MARO参上」

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大垣城(岐阜県)

関ヶ原の戦いで西軍の拠点となった旧国宝

 

現地の解説板によると、応仁年間に東大寺城と呼ばれ、大垣氏が城主を務めたため大垣城と呼ばれたそうです。

その後、宮川安定なる武将や、斎藤道三の家臣として活躍した氏家卜全(直元)によって城郭は完成していったとされています。その後、本能寺で織田信長が斃れたあとの1585(天正13)年(豊臣秀吉が関白になり、長宗我部元親の四国を攻めた年)に、一柳直末を大垣城主とし、天守閣の建造を命じたそうです。

さらに後の時代、関ヶ原の戦いでは石田光成らが入城。西軍の拠点となりますが、西軍が敗北すると大垣城も落城。その後徳川政権に入り1635年に戸田氏鉄が城主になると幕末まで戸田氏による支配が続きます。

明治維新後も天守閣などは残り、国宝にも認定されましたが第二次大戦の空襲を受け残念ながら消失。戦後、鉄筋で往時の姿に再建されたのが今の大垣城です。

現在は石垣などが遺構として残り、大垣公園として整備されています。公共交通機関で城巡りをされる方にとっては、JR大垣駅から片道1キロもない距離で訪問しやすい城跡です。

現在の大垣公園として整備されているエリアは思った以上に小さいのですが、天守閣などコンパクトにまとまって絵になるお城ですね。
写真などは南側に戸田氏の銅像が建立されていますが、その付近から撮影するのが一番美しいのではないかと思います。

大垣は以前から訪問したい街で、2012年4月に念願かない、京都から東京へ向かう途中に訪問しましたが、時間の関係などでゆっくりと滞在したわけではないことに加え、まだまだ未確認の情報などあるとのことですし、京都からも実はそんなに遠くない(交通費比較では、東京新宿から宇都宮間より安い)ので、ぜひ再訪問して大垣市をじっくり散策してきたいと思います。

近くのオススメすぽっと

JR大垣駅前のメインストリート沿いにあるお寿司などの和食屋「にしき本店」さん。きしめんを訪問時は頂きましたが、天ぷらもサックサクで美味しかったです。リーズナブルに名物を楽しめるのでオススメです。店内もとても清潔感のあるお店です。
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JR大垣駅前のメインストリート沿いにある蕎麦の「さらしな」さん。2015年の第3回大垣めしグランプリで準グランプリを獲得した「牛めし膳」などお手軽に「大垣らしいグルメ」を堪能したい方にはピッタリのお店です。
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所在地

岐阜県大垣市郭町

新宿駅からのルート(※料金や所要時間は目安です。)

【JR在来線】山手線 新宿駅~品川駅(乗換え) 料金 片道200円 所要時間 約20分ほど
【JR新幹線】新幹線のぞみ 品川駅~名古屋駅(乗換え) 料金 片道10,890円 所要時間 約1時間40分ほど
【JR在来線】東海道本線 名古屋駅~大垣駅(新快速停車駅)料金 片道760円 所要時間 約30分ほど
【入館料】大人(16歳以上)200円 小人(4歳以上16歳未満)100円

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