日本の城巡り「MARO参上」

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世田谷代官屋敷(東京都)

彦根藩井伊家の世田谷領を統治した代官屋敷

 

東急世田谷線の上町駅を出て目の前に大きな通りがありますので、その向こう側、やや台地上になり「ボロ市商店街」などと下町らしいネーミングの一帯に世田谷代官屋敷があります。郷土資料館と一体になっていますのでご注意くださいませ。

いかにも歴史を感じさせる表門が特徴的ですので、近くまで行けば迷うことはないと思います。
表門から入ることはできず、その横に駐車場のような一角がありますので、そちらから入場することになります。入場料は無料ですが、入場時間や、閉館日がありますので事前に確認をするのがベスト。

※世田谷区公式サイトの世田谷区立郷土資料館ページを参照してください

現地の解説板によると、寛永10(1633)年に彦根藩の井伊家が世田谷を拝領した際に、元吉良家の家臣だった大場氏が代官として任命され、明治4(1871)年の廃藩置県まで統治した拠点とされます。

冒頭、上町駅の目の前の大きな通りの向こう側と表現しましたが、その真反対側に、大場氏がかつて仕えた吉良家の本拠地世田谷城がありました(現在豪徳寺付近に城址公園があります)。

表門、主屋は江戸時代中期の建築物とされ、都内初の住宅建築物としての重要文化財に指定されています。
また大名領の代官屋敷としては都内唯一の存在として都指定史跡にもなっている史跡です。

当サイトでは「城砦以外の史跡一覧 」としてでなく、「東京23区の城 」として紹介させて頂こうか悩みましたが、時代背景からしても戦闘施設としての性格も薄いと判断し、「城砦以外の史跡一覧 」として紹介します。

すでに紹介した主屋や表門に加え、時代劇などでもおなじみの「お白洲」など珍しい史跡を見学することが可能です。

個人的には、2012年まで近くに住んでいたこともあり、その名前は知っていたのですが、なかなか行く機会に恵まれないまま関西に復帰。2015年にようやく初訪問しましたが、関西復帰後も数回訪れるも、たまたま休館日であったりして外から表門を観るに留まっていたため、念願の初訪問が叶い大満足でした。
城巡りを始めたころ、弦巻砦 に訪問していましたが、そのすぐ近くだったんですね。。。

戦国時代の城郭ではありませんが、歴史的価値の高い史跡ですので必見ですし、さらに周辺には世田谷城、世田谷代官の主である井伊家の菩提寺である豪徳寺や、弦巻砦赤堤砦などの世田谷城の支城跡が多く、歴史散策にはピッタリのエリアです。

都心からも近くアクセスもよいので、天気の良い日にじっくり周辺含めて散策されることをオススメします。

所在地

東京都世田谷区世田谷

新宿駅からのルート(※料金や所要時間は目安です。)

【京王線】新宿駅~下高井戸駅料金 片道160円 所要時間 約10分ほど
【東急線】世田谷線 下高井戸駅~上町駅料金 片道150円 所要時間 約10分ほど
【入館料】無料 ※但し9:00~17:00(入館は16:30まで) 【休館日】月曜日・国民の祝日(月曜日が祝日の場合はその翌日も休館)

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