日本の城巡り「MARO参上」

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高崎城(群馬県)

井伊直政築城、徳川家光実弟の忠長が自害した地

 

JR高崎駅近く、高崎市役所周辺に残る高崎城は、もとは豪族・和田義信の居城が置かれた場所とされます。

今残るような近代城郭となったのは、徳川家康が関東に入ってから。箕輪城(群馬県)の井伊直政は、家康に命じられこの高崎城を築き、この地に城下町を作ったとされます。

1600年の関ヶ原の戦いの後は、井伊直政は近江(佐和山、後彦根)に移り、この高崎城は譜代大名が代々城主をつとめ明治維新を迎えたそうです。
また徳川幕府三代将軍の家光が実弟・忠長と対立し、この城にて忠長は自害をした城でもあるとのこと。

現在は当時とは場所が違うそうですが、移築復元された乾櫓と、東門が並び見どころの一つとなっています。また、その門をくぐる恰好で、櫓へ登ると土塁の上が遊歩道のようになっています。この土塁や堀は遺構とのことですが、石垣に関しては残念ながら模擬のようです。

こちらの高崎城は一度訪問してみたかったのですが、訪問した感想として、想像以上に敷地などが小さく、城跡としては見どころがあまり多くない印象。東京からこの城だけをピンポイントに訪問されると多少、消化不良になりそうなお城だと個人的には思います。

先に触れた箕輪城(日本100名城の一つ)も同じ高崎市内(場所は離れますが)にあるため、これらと合わせて訪問されることをオススメします。

所在地

群馬県高崎市高松町

新宿駅からのルート(※料金や所要時間は目安です。)

【JR】新宿湘南ライン 新宿駅~高崎駅 料金 片道1,890円 所要時間 約1時間40分ほど
【JR】埼京線 新宿駅~大宮駅(乗換え)~高崎線 高崎駅 料金 片道1,890円 所要時間 約2時間15分ほど
【入館料】0円

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