日本の城巡り「MARO参上」

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沼津城(静岡県)

水野氏が江戸時代に築城した沼津藩の拠点

 

沼津城は大きく2つの歴史があり、古くは武田勝頼が築城(北条早雲という説もある)した通称三枚橋城と、江戸時代に築城された近世沼津城に分けられます。ここでは、近世の沼津城について紹介をさせて頂きます。

慶長19(1614)年に三枚橋城が廃城になると、城も破壊され韮山代官所が天領として統治することになっていましたが、徳川10代将軍・家治の安永6(1777)年に水野忠友が2万石で三河から転封され、新たに沼津城を築城、沼津藩が誕生しました。

三枚橋城の野二の丸域を中心に築城され、かつての城域よりは規模も小さなものであったとされます。天下泰平の世に築城されたものですので、軍事的な必要性が小さかったのでしょう。

水野氏による沼津藩の統治は8代に渡り、明治維新まで続き、日本城郭大系には天守閣という表現はありませんが、本丸には三重櫓があったと記されています。

現在、JR沼津駅の前のメインストリートを南へ進むと大手町交差点があり、その東側に中央公園がありますが、この付近が近世沼津城の本丸だったそうで、沼津城本丸の石碑とその解説板が設置されています。ただ遺構はほぼ残されていませんし、また模擬天守などの建造物や、史跡公園として整備されているわけではありません。
中央公園の付近は沼津市の中心部のため城域は完全に市街地化されているため、往時の姿を偲ぶことは難しい状態です。

中央公園からさらに南側へメインストリートを進むと、三枚橋城としての石垣が2箇所ほど復元されています。またメインストリート付近が外堀であったことを示す石碑も設置されていますが、これらも沼津城を示すものか、武田氏が築城し、徳川氏、豊臣氏がそれぞれ統治をした三枚橋城当時のものであったのかはやや分かりづらいものとなっています。
※武田氏の時代には石垣などはなかったと考えられているようです。

沼津城の本丸石碑はJR沼津駅からもかなり近い場所ですから、気軽に訪問することができます。管理人も長い間、沼津城(三枚橋城)の存在を知っていましたが東京在住時代も、関西復帰後も両都市間の移動の際「通過駅」になってしまい訪問することが出来ませんでしたが、念願叶い2015年の12月末に青春18切符を用いて、静岡県の城巡りを行い、初訪問することができました。

時間が日暮れ時になってしまい、写真が暗くなってしまい、また時間的に全域を散策できたわけではありませんので、街中に残るなんらかの痕跡なども探すことができていません。
また機会があれば再訪問をしてみたいと思います。沼津城は文中にも説明させて頂いたとおり、市街地と化していますので季節・天候を問わずに訪問することが可能です。

所在地

静岡県沼津市大手町

新宿駅からのルート(※料金や所要時間は目安です。)

【JR在来線】JR山手線 新宿駅~品川駅(乗換え) 料金 片道200円 所要時間 約20分ほど
【JR新幹線】新幹線こだま 品川駅~三島駅 料金 片道4,520円 所要時間 約50分ほど
【JR在来線】三島駅~沼津駅 料金 片道190円 所要時間 約5分ほど
【入館料】0円

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