豊臣軍を迎え撃った天然の要害
東京からの場合、池袋で東武東上線に乗れば1時間半ほど。
交通費も片道1000円程度。
埼玉県北部の寄居町。
荒川の川辺にそびえるのは日本100名城の一つ「鉢型城」
古くは長尾景春によって築かれたようですが、1546年の「河越夜戦」に勝利した北条氏康が武蔵国の覇権をつかみ64年に4男の氏邦が入城。後北条家の重要な拠点として存在しました。
1590年の豊臣秀吉の北条攻めで、鉢型城は前田利家、上杉景勝などそうとうたる武将に包囲。奮闘むなしく開城となりました。
今の寄居城は公園として復元がされています。本当に壮大な城跡です。
ただし、一部には「マムシ注意」などの看板も出ていますので、必ず長ズボンを履き、サンダルなどでの訪城は避けましょう。
城跡から見下ろす荒川などは絶景。
またその荒川から城跡を見れば断崖絶壁。まさに要害だったことが分かります。
天守などの分かりやすい建物などは復元されていませんが、圧巻の一言です。
とにかくカッコいいです。
全体を見て回れば大体、他のサイトなどでも紹介されているように2時間程度は必要だと思います。繰り返しになりますが、足元が不安定なところも多いので、動きやすい格好で訪城しましょう。
ここの城跡は超オススメスポットですね。
もっと勉強して訪城すればまた違う側面も見れると思うので、再度訪城したいと思います。
近くのオススメすぽっと
多くの城同様に併設されている「博物館」ですが、この鉢型城は本当に広大な敷地。ひょっとすると見過ごしてしまうかもしれませんが是非立ち寄って見ていただきたいです。小さな展示場ですが鉢型城がよく分かりますよ。
ほぼ駅前の「今井屋」さん。ソースかつ丼などが有名だそうです。実は訪城時に寄ったのですがまさかの定休日・・・。必ず次回「今井屋」さんのカツ丼を食べたいです!
所在地
埼玉県大里郡寄居町鉢形2496-2
新宿駅からのルート(※料金や所要時間は目安です。)
【入館料】鉢型城歴史館 一般200円 高校生・大学生100円 70歳以上・中学生以下・障害者手帳をお持ちの方無料