日本の城巡り「MARO参上」

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生品神社(群馬県)

新田義貞が鎌倉幕府討幕の旗揚げをした場所

 

生品(いくしな)神社は、当サイトの相互リンク先の一つである「ぶらりぶらりお城巡り」の管理人さんと一緒に2015年5月に、群馬エリアの城跡を一緒に回った際に立ち寄りました。

近くには新田義貞が築城したとされる反町館もあり、この一体は新田義貞の本拠地と見られる場所です。

そのような背景のある場所にある生品神社は、後醍醐天皇の綸旨をうけた新田義貞が、元弘3(1333)年に、打倒鎌倉幕府の旗揚げを行った場所だと伝わります。

現地の解説板によると、わずか150騎の軍勢だった新田勢は、越後の新田一族も加わり、数千騎の軍勢となって、15日間で鎌倉幕府を攻め落としたと記されています。

神社の駐車場には新田義貞の銅像も建てられています。

管理人はもう一人の鎌倉幕府討幕戦の立役者・足利高氏(後尊氏)が、同じく討幕の旗揚げを行った京都の篠村八幡宮にも訪問していますので、新たな時代を切り開いた両雄の旗揚げ地に訪問できたということで、個人的には大満足です。

文中にも登場した反町館はもちろんですが、やはりこのエリア最大の見所になるのは、日本100名城の一つ金山城と合せて訪問されることをオススメします。

生品神社は車でないとアクセスしずらい場所なのが、普段は電車と徒歩もしくは、レンタサイクルで回っている管理人のような城ファンには多少残念なところですが、ぜひ機会ある時に訪問していただければと思います。

所在地

群馬県太田市新田市野井町

新宿駅からのルート(※料金や所要時間は目安です。)

【JR】山手線 新宿駅~日暮里駅(乗換え)~ 常磐線 北千住駅 料金 片道310円 所要時間 約20分ほど
【東武】伊勢崎線 北千住駅~太田駅 料金 片道970円 所要時間 約1時間50分ほど
【入館料】0円

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