遠山の金さんで著名な北町奉行所跡
東京駅八重洲側の丸の内トラストタワーあたりから、東京駅にかけてが奉行所だったとされます。
有楽町駅前の南町奉行所と共に、寺社奉行、勘定奉行とともに徳川幕府の三奉行として君臨し、その職には旗本が就いたとされ、旗本の職位としては大目付などとともに最高位のものであったそうです。
北町奉行所、南町奉行所共に、「遠山の金さん」こと遠山金四郎景元が奉行を務めたことでも有名です。
現在、冒頭で紹介したトラストタワーには記念碑が設置されていますが、東京駅に跡地の大半はなっており、地下深くに地下街や地下鉄などが走っていることから、地下にも残念ながら遺構は残っておりません。
それでも江戸城の関連施設跡見学では、仕事の合間などに簡単に訪問できる場所ですので、東京在住の方だけでなく、管理人のように地方から出張などで東京へ行く機会がある城ファンの方も、空いている時間に立ち寄ってみられてはいかがでしょうか。
所在地
東京都千代田区丸の内
新宿駅からのルート(※料金や所要時間は目安です。)
【JR線】中央線快速 新宿駅~東京駅 料金 片道200円 所要時間 約15分ほど
【入館料】0円
【入館料】0円