黒田官兵衛の父・職隆の霊廟
豊臣秀吉の名軍師として知られ、2014年の大河ドラマの主人公にもなった黒田官兵衛こと孝高(如水)の父・職隆(もとたか)の霊廟が姫路市郊外の妻鹿(めが)と呼ばれる地区に残ります。
北側には官兵衛と共に在城した甲府山(こうやま)城があり黒田氏のゆかりの地にあたります。
職隆は小寺政職に仕え、その後、官兵衛と共に織田信長に従属。有名な官兵衛が荒木村重によって有岡城内の牢に幽閉されてしまうという事件が起きると、すでに家督を譲っていた職隆が家臣に請われて一時的に黒田氏の当主に復帰し、信長への忠誠を誓ったとされます。
官兵衛が直接仕えた羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)にも評価が高く、秀吉に譲ったかつての居城姫路城の城代なども任されていたそうです。
黒田氏を大きく発展させたのは、子の官兵衛、さらにその子の長政の功績が大きいと思いますが、この職隆の存在なくして黒田のその後の栄光もなかったことでしょう。
付近には黒田氏関連の史跡も多いので、天気のよい日にじっくりと散策をしたい街です。
所在地
兵庫県姫路市飾磨区妻鹿字元宮
新宿駅からのルート(※料金や所要時間は目安です。)
【JR在来線】JR山手線 新宿駅~品川駅(乗換え) 料金 片道200円 所要時間 約20分ほど
【JR新幹線】新幹線のぞみ 品川駅~姫路駅(乗換え・徒歩) 料金 片道16,160円 所要時間 約3時間ほど
【山陽電鉄】山陽姫路駅~妻鹿駅 料金 片道230円 所要時間 約10分ほど
【入館料】0円
【JR新幹線】新幹線のぞみ 品川駅~姫路駅(乗換え・徒歩) 料金 片道16,160円 所要時間 約3時間ほど
【山陽電鉄】山陽姫路駅~妻鹿駅 料金 片道230円 所要時間 約10分ほど
【入館料】0円