日本の城巡り「MARO参上」

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義仲寺(滋賀県)

木曾義仲、巴御前、松尾芭蕉が並んで眠る琵琶湖近くの小さな古寺

 

東京方面から訪問するときは、いったん京都駅まで出て、そこから在来線でJR膳所駅へ出るのが近道。

義仲寺(ぎちゅうじ)は膳所駅から坂道を下った住宅街にある木曾義仲と愛妾・巴御前。そしてさらに大阪で永眠についた江戸時代の俳人・松尾芭蕉の3人が並んで眠るお寺です。

そんなに規模の大きな寺院ではありませんが、資料館なども用意され、敷地内に入るためには入場料が必要です(大人の場合、一人200円)。

ここへ訪れた時はデジカメの充電が切れてしまい、携帯電話でカンタンに撮影した山門の写真しか残っていませんが、墓地なども丁寧に整備され、小規模ながらも見所の少なくない寺院でした。

歴史は義仲の死後、この近くに草庵を結んだ巴御前が、里人に 「我は名も無き女性」と答えながら供養を続けたことに始まると伝わります。
その後、荒廃したそうですが、後の時代、近江の国守・佐々木氏によって整備されたと伝わります。

さらに時代は移り、江戸時代になり大阪で永眠した俳人・松尾芭蕉も遺志により、義仲の隣に眠ります。

芭蕉の弟子の島崎又玄が残した「木曽殿と背中合わせの寒かな」という句が、この義仲寺を代表する句として有名だそうです。

この近辺は開発も進んでおり、また大学(管理人の出身大学もこの近く)なども多く駅前などは賑やかな街ですが、この義仲寺は今も静かな時を刻んでいます。

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同じ膳所エリアには琵琶湖に面した膳所城があります。徳川家康築城の日本三大湖城のひとつとされます。

所在地

滋賀県大津市馬場1-5-12

新宿駅からのルート(※料金や所要時間は目安です。)

【JR在来線】JR山手線 新宿駅~品川駅(乗換え) 料金 片道190円 所要時間 約20分ほど
【JR新幹線】新幹線のぞみ 品川駅~京都駅 料金 片道13,520円 所要時間 約2時間15分ほど
【JR在来線】東海道本線 京都駅~膳所駅 料金 片道230円 所要時間 約11分ほど
【入館料】高校生以上200円 中学生150円 小学生100円