日本の城巡り「MARO参上」

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MARO参上番外編

【番外編】「のぼうの城」の埼玉県行田市をゆく

行田市について

和田竜先生の大ヒット小説「のぼうの城」のモデルである忍城があるのは、埼玉県北部の行田市。人口8万人程度の小さな街ではありますが、秩父鉄道の行田市駅前付近などは商店も多く賑わっています。もともと足袋の生産が盛んな街で、それが発展し繊維産業が地場産業として栄えている街です。東京新宿からのアクセスはJRの新宿湘南ラインを利用すればJR行田駅までは1時間程度です。

街の散策にはJR行田駅前に無料のレンタサイクルがあるので、それを利用するのもオススメ。歩いて街の景色を楽しむなら秩父鉄道の行田市駅で降りて忍城へ向かうと歩道のいたるところに「銅製人形」が置かれているので、そちらを楽しみながら散歩するのもよしですね。

秩父鉄道の行田市駅へは一度、熊谷駅まで出てそこから乗換えることになります。PASMOなどが利用できない路線で、時間当たりの本数も少ないですが、2両編成の車両はとても趣もあり旅情気分を演出してくれます。

行田市街並みの写真ギャラリー(クリックすると拡大します。)

忍城(行田市郷土博物館)所在地
埼玉県行田市本丸17-23

「さいたま」の名称の発祥の地

また行田市は、今の古墳公園付近が万葉集に「さきたまの津」と記されており、「さいたま」の名称の発祥の地とされています。さきたま古墳公園内にそれを示す石碑があるそうですが、すっかり見落としてしまっていました。しかし街の歩道橋にも写真のように「さいたま」の名称の源であることが記されています。

B級グルメの街

「富士宮やきそば」や「甲府鳥もつ煮」などで昨今話題の「B級グルメ」ですが、ここ行田市にも有名な「B級グルメ」が存在します。お好み焼きのような「フライ」と呼ばれるメニューと、独特なネーミングをもつ「ゼリーフライ」。このゼリーフライはもちろん、ゼリーを揚げたわけではなく「おから」をコロッケのように揚げたもの。いたるところで食べることができますし、忍城の水濠などが残る、忍城の向い側の東照宮(往年の諏訪曲輪跡)の近くの「かねつき堂」さん( かねつき堂さんのサイトへ )や、同じく忍城の外堀だったと言われる「水城公園」内にも屋台がでています。さらに、忍城を攻めた石田三成が本陣を敷いた「丸墓山古墳」のある「さきたま古墳公園」の入り口付近にあるお土産屋さんなど、この忍城観光のポイントポイントでも楽しむことができるメニューです。

また行田市では「行田市B級グルメ大会」というイベントも開催しているようです。

かねつき堂さんの所在地
埼玉県行田市本丸13-13
定休日等は直接かねつき堂さんのサイトでご確認ください。
かねつき堂さんのサイトへ

さきたま古墳公園

「のぼうの城」で、忍城につぐ主要舞台の「丸墓山古墳」。攻め手の石田三成が本陣を敷いた場所ですが、忍城からは3キロほど離れた場所に存在します。「さきたま古墳公園」として整備されていますが、前方後円墳など様々な古墳を目の前にするだけでなく、宮内庁管轄ではないようで実際に古墳に登ったりすることができます。

石田本陣などといった名前で城サイトにも紹介されることの多い丸墓山古墳は埋葬者は不明のようですが、円墳としての規模は日本最大だそうです。頂上はそんなに広い面積ではありませんので、そんなに多くの武将が登ったわけではないと思いますが、三成や大谷吉継などが恐らく見下ろしたであろう忍城を同様に見下ろすことができます。

この「さきたま古墳公園」は世界遺産登録を目指しているそうですが、それだけの価値のある圧巻のスポットです。
忍城は復元の御三階櫓ですし、復元や模擬の類の城跡を敬遠される方も少なくないとは思います。ただ、それで行田を訪れないのは本当に勿体無いと思えるほど一見の価値のある場所です。

あと案外重要な情報ではないかと個人的には思うのですが、周辺はあまり商業施設などがない場所ですが、この古墳公園前には大きな公衆トイレも用意されていますし、また同じく公園前の「元祖田舎っぺ」といううどん屋さんは地元の方に教えて頂いたオススメスポットの一つです。

さきたま古墳公園の写真ギャラリー(クリックすると拡大します。)

さきたま古墳公園所在地
行田市大字佐間、渡柳、樋上、堤根、埼玉地内

埼玉県有数の観光地

当サイトにはすでに「忍城」「皿尾城」と行田の二つの城跡を掲載させていただいておりますので、このコンテンツ内では忍城についての解説は行いませんが、その忍城だけでなく、ここで紹介させていただいた水城公園やさきたま古墳公園、また街並みや名物グルメなど、その見所の多さは埼玉県でも屈指と思えるほどです。

今回「番外編」ということで忍城のみでなく周辺の紹介ページを作成してみましたが東京からも片道1000円、1時間程度で訪問できる街ですので城ファンのみならず、「のぼうの城」ファンの方も一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

写真は水城公園
地図はJRの行田駅と秩父鉄道の行田市駅

新宿駅から行田方面へのルート(※料金や所要時間は目安です。)

【秩父鉄道・行田市駅】JR新宿湘南ライン 新宿駅~熊谷駅(乗換え) 料金 片道1,110円 所要時間 約1時間ほど 秩父鉄道 熊谷駅~行田市駅 料金 片道300円 所要時間 約8分ほど
【JR・行田駅】JR新宿湘南ライン 新宿駅~行田駅 料金 片道950円 所要時間 約1時間ほど
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